【銀座湖山日記/6月26日】 インタビューを受けて

【銀座湖山日記/6月26日】 インタビューを受けて

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昨日、久しぶりに雑誌社の取材をうけました。
コロナの発生が、湖山に何故少ないのか?
元々老人病院からで、感染症対策が重要で、経験豊富。
つまり、散々悩まされた経験がある。
介護施設も設立当初から、病院と一緒に研修をしていた。
採用教育研修は一体であった。
病院の次に老健を作って、グループホーム、デイサービス。
今になってみると、自然で当たり前だと思って来たが、実際はそうでもない。
病院城下町になるのが常識だが、湖山の施設は点在している。
地域に広がる事を良しとして来たが、経営上は難しくなる。
経営上は施設の大規模化とドミネント戦略、つまり地域集中。
湖山の戦略は真逆である。
経営学の教える事を全く無視している。
その欠点を補うどころか超えているのは何故か?
施設体系や職種が違っても一緒に対等に研修する。
こやまケア、チームケア学会も職種横断。
ヒエラルキー大嫌い。
区別差別をしないのを旨とする。
その事は、共通理念として、クレドとなっている。
全国規模の教育研修やセミナー講演会。
どんなに費用がかかっても、飛行機新幹線を使ってでも、集まる。
ホテルに泊まって遠方からの参加者と交流する。
竣工式には全国の法人から、祝いの花が届く。
披露宴施設見学会に全国から祝福に集う。
その自然な湖山の社風は歴史文化のたまものなのか。
経営の目的目標と言ってもそれ程意識しない。
私が口にするのは、まず職員を第一に、幸せに!
でも、赤字にしないでね、位かな?
インタビューを受けていると、普段意識していない、心の深層が見えて来る。
風向に逆らわず、厚生労働省の政策の風を帆に受けて、前に進んで来た。
湖に浮いていた湖山丸も川の流れに乗って此処まで来た。
もう、大海に出ようとしている。
向かう先がサンフランシスコなのか上海なのか。
彷徨えども迷わず。
流されども沈まず。
航海は続く。

今日迄湖山にコロナ1人 ご苦労様です
感謝致します