【銀座湖山日記/6月19日】心に届くもの

【銀座湖山日記/6月19日】心に届くもの

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子供の頃の憧れはトランシーバーでした。
オモチャでありましたけれど、これの到達範囲はせいぜい20メートル。
相手の顔が見える距離では情け無い。
電信柱に隠れて探偵ごっこ。
モールス信号も勉強した。
トントントンツーツーツートントントンはSOS。
何と今でも覚えている、明智探偵!
地下室に閉じ込められても、配管を叩いて仲間に知らせるのは少年探偵団のお約束。
携帯無線機はスパイの0011ナポレオンソロかスタートレックのカーク船長しか持っていなかった。
石ノ森章太郎の漫画の主人公少年ジェッターは、腕時計型の電話をしていた。
漫画のアトムの登場する、憧れの未来世界は何も実現しなかった。
漫画を追い越したのは、唯一、スマートフォン位だ。
これだけで、在宅経営者になれる。
こんな事を書き出したのはテレビ会議の毎日。
便利な反面、本音と真意を伝えるのにやはり不安を覚えるからだ。
喋っている人の顔や目付きをドアップして見えるアプリがないものか?
そのうち相手の心拍や体温も画面に表示されるのではないか。
私は頻脈で低血圧です。
何時も、戦闘モードであって且つ気を落ち着けている。
と、言うわけでも無いのですが。
目の前にいても、テレビの向こうの500キロメートル先に居ても、心は通ずる。
糸電話でも、通ずる時は通ずる。
仲間を信じる事ができれば、テレパシーなどいらない。
テレパス宇宙人に負けない、我ら地球軍は!
と言うSF漫画があったはず。
今日も又、一日中テレビ役員会。
君の顔が見えない!もっと前に出ろ!明かりをつけろ!
と言わせないで下さい。
疲れます。

今日迄湖山にコロナ1人 ご苦労様です
感謝致します

湖山グループ 代表 湖山泰成