この度、銀座医院の師長の診療部長が副院長に就任しました。
健康管理センターの人事業務教育管理を任せたいと言う見地からです。
コロナの海の中で、診療に専念したいと言う院長の強い要望です。
故聖道理事長の診療に100パーセント専念したいと言う考えと同じです。
その時は愚息の小生が経営担当常任理事に就任したのですが。
でも、身内のナンバー2は辛い。
どんなに働いても、成果を上げても職員は色眼鏡で見て当たり前です。
湖山グループは、湖山の身内は湖山に入れない、湖山家は父と私で終わりと宣言しています。
医療福祉の最良の教育を目指す病院施設でありたい。
慶應も早稲田も個人の創業ですが、その後は優秀な学者学徒がその松明を引き継いだから、今があるのだと思います。
湖山は慶應早稲田にお呼びも付きませぬが、志は負けません。
新任副院長も重責を感じながらも、やる気十分です。
銀座最大規模の医療機関として、コロナの海を渡り切ってくれると期待しています。
実は、彼女は湖山グループにおける2人目の医師以外の副院長にです。
上野透析クリニックの副院長がそうです。
コロナ環境での院内整備のみならず、大学病院や外部との連携をより積極的に広げる為の任命です。
充分その期待に応えてくれています。
やがて、看護部長、事務長の副院長が増えるでしょう。
人が一生懸命責任を持って働くには3つの条件が必要です。
納得できる給与、必要な権限、本人のやりがい。
そして、これからは、社会の評価も必要です。
自らの命をかけて人の命を守って戦っている、医療介護の皆さんの、社会的評価を上げるのが、代表としての私の使命です。
在宅経営者の日々では朝日夕日をしみじみ眺めます。
東京の空は何か足りない、寂しい。
その事に気がついたのは、30年前、初めて新潟の町づくりに行った時です。
スキーゲレンデから見る星空は、自分が知っている東京の空とは違う異星の輝く星空でした。
それ以来全国の中山間地を旅するようになったのだと思います。
今は、銀座の灯りは星空より人間的で温もりが有ると気がつくのですが。
残念ながら、今はその暖かいネオンは火が消えて、暗く寂しい銀座となっています。
だからこそ私たちの心が明るく暖かくあらねば。
どの町も湖山の我が町として支えて行きます。
今日も湖山にコロナゼロ ご苦労様です