【銀座湖山日記/5月21日】ウイークエンドシネマ

【銀座湖山日記/5月21日】ウイークエンドシネマ

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学生時代の週末は、名画座と言われた映画館で夜を明かします。
ロードショー館ではなく、過去の名作を2本、3本立てで上映するのです。
良く行ったのは池袋東口の繁華街の入り口にある名画座です。
土曜の午後から、1階で邦画3本立てを観ます。
夕方から、地下でオールナイトの洋画2本立てを観ます。
若い人が多く、殆ど学生だったのではないかと思います。
2週間で上映プログラムが変わります。
月2回通い、月10本位観た事になります。
駅のキオスクでサンドイッチと牛乳を買って2回分の入場料を払っても、千円札1枚で事足りました。
今のような入場入換制ではありませんでしたので、気に入ればもう一回観る事も可能です。
映画館の近くに有名な歌声酒場があって、帰り道に漏れ聞こえる歌声を背にして駅に向かった事を覚えています。
青年時代の古き良き思い出です。
今でも、日曜日は日比谷の映画館で、3本、立て続けに観る事があります。
でも、3本目はほとんど寝ています。
2回観てやっと物語が繋がると言う状態です。
2倍支払うのですが、2回新作を楽しめると、言っています。
今は、シルバー料金で入れるようになりましたので。
今映画館は、デートムービーを除けば、文芸作品が多く、お客さんは老人ばかり。
まるで、シネマデイサービスです。
若い時の作品を観て、記憶を呼び戻すのですから、認知症対応型デイサービスそのものです。
介護保険適用にならないでしょうか?
せめて、次世代型総合事業に!指定管理者に応募します。
勿論、館長は私です。
映画配信事業者は新作配信を競っていますが、ターゲットに前期高齢者を入れてください。
1970年代作品サイトを作って下さい。
1日1回の放映でも良いです。
午前4時の映画館と言う名称は如何でしょう?
宵っ張りの若者は眠り、老人はトイレに起きる頃ですから。
見廻りが来るまで、おとなしく、寝床におります。
夢は、若い時代の映画館を駆け巡ります。枯れ野ではありませぬ。
この日記は介護認定資料に使えませんか?

今日も湖山コロナゼロ ご苦労様です

湖山グループ代表 湖山泰成