【銀座湖山日記/5月20日】湖山こそ地方創生

【銀座湖山日記/5月20日】湖山こそ地方創生

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鳥取から、今年のメロンも良く育っていますよ、と連絡が来ました。
今年も職員のお父さんがハウス栽培をしているメロンを500個買います。
そして、院内託児所、保育園、母子支援施設にプレゼントします。
カットされたメロンでなく、丸々一個を抱きかかえて切って食べる体験をします。
兄弟2人で丸々一個全部食べてしまいました、と言う嬉しい便りもお母さんから頂きました。
美味しい体験を幼児のうちに沢山経験して欲しいからです。
湖山の施設は全国中山間地に多数あります。
その地の名産を通して、湖山のある町をお互いに知って欲しいからです。
言葉はZoom で送れますが、味は現物を送って食べて貰うしかありません。
レストランで見栄えのする美味しそうなデザートをFacebookで送っているのを見ると私には理解出来ません。
自分が食べられないのを写真だけ送られてもなあ?
だったらご馳走しろよ!と怒りますが。
首都圏の施設は法人によって、お米を新潟から、福島から送っています。
首都圏に進出した法人は地元のお米の宣伝拡販をしている事になります。
遠い故郷を思い出して貰うためです。
コロナで苦しむ地域インフラサービスは医療福祉教育農業全てです。
私達が食べる総量は変わりませんが、出来るだけ施設のある我が町の農産物を買うのが湖山の文化です。
人工1万人以下の町は医療介護保険事業そのものが地域包括ケアです、湖山はその体現者です。
と、評価してくださった福祉大学の先生がいらっしゃいました。
リゾートバブル崩壊後の30年前から、私は地方の町長に言ってきました。
介護施設で地域のお年寄りを地域の若者がお世話して、地域に税金を落とす。
介護保険事業こそが、少子高齢社会での町おこしです、と。

湖山の医療福祉が、日本の片隅の命の支えでありたい。
創設の志を、コロナの海の今に思います。
今日迄湖山にコロナゼロ ご苦労様です

湖山グループ 代表 湖山泰成