【銀座湖山日記/5月18日】ACアフターコロナの時代に生きる

【銀座湖山日記/5月18日】ACアフターコロナの時代に生きる

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ほとんど在宅経営者となった生活にも、やっと慣れて来ました。
自宅二階の窓からは、道向かいの公園が見えます。
その隣は大手生命保険会社の家族寮があります。
週末ともなると、幼稚園児位の子供を連れた夫婦家族の賑やかな叫声が聞こえます。
下の子が兄にいじめられたのか、凄い鳴き声を上げて、お母さんが一生懸命抱き抱えてあやしていると言う構図も毎週の事です。
今の私は、テレビニュースを聴きながも、その日常の風景に癒されています。
日々、美術館、映画館、ホテルでの会合を廻っている生活から、自宅蟄居になりましたが、意外に適応していると思います。
映画館絶対主義でしたが、今はNetflixやテレビ放映の映画を床の中で観ます。
もう何時寝たきりになっても大丈夫だなあと思います。
そんな折に、介護保険被保険者証が届きました。
5月15日交付とありますから、もう使えます。
美術館もシルバー料金となります。
晴れて前期高齢者となり、後は介護認定を受けるだけです。
一方で、銀座本部には殆ど、来客はありません。
役職に関係なくどなたも電話に直ぐに応対してくれます。
お互い在宅勤務か営業担当も事務所にいますので。
今迄は電話の通じなかったテレビディレクターも自宅で電話取材が多いそうです。
大学教授も自宅でネットで論文を読む毎日です。
私が1番WEB環境に遅れていたと思います。
これからは、湖山ケアの研修会もWEB参加する予定です。
もう、BCビフォーコロナの時代には戻りません。
何十名も集まる事は出来ませんが、ネットで何百名もの会議や研修会が出来ます。
役員会も各施設の大勢の職員に傍聴してもらえますます。
国会同様、役員は気が引き締まり、職員も役員会がなんたるかを学ぶ事が出来ます。
次世代の幹部養成に大いに役に立つでしょう。
チームケア学会には、中国やミャンマーからも参加して欲しい。
湖山ケアが広く遠く、そして深く伝わって行く新しい時代の幕開けです。

毎日のように、コロナ検査を受ける報告が来ます。
人口密度から言って、危険度は、
1に東京23区、2に神奈川県横浜市川崎市、3に埼玉県千葉県です。
今迄、皆さんの必死な努力によって、奇跡的にコロナ発症ゼロを続けて来れました。
しかし、コロナの海に浮かぶ今は、何時発症者が出ても対処出来るように体制準備をして下さい。
地域ごとによって、施設連携、支援が必要となるでしょう。
浸水があっても、湖山の船を転覆させてはなりません。
排水ポンプを起動させて下さい。
艦長とパイロットは24時間責任を担う劇職です。
自分も救急病院事務長から始めましたからよくわかります。
今は艦内のみならず、周辺の暴風雨海域にも目を見張って下さい。
艦船は津波に襲われたら、逃げきれません。
唯一生き残るには、船を津波の方に向けて、全力前進で真っ正面からぶつかり、乗り切るしかありません。
迅速な即断即決の進路指示あるのみです。
ヨットは逆風でも進路をジグザグに取ることによって前進します。
今はジグザグ進路ですが、明日は真正面全力前進となるでしょう。

今日迄湖山はコロナゼロ
しかし、今日と同じ明日はなし

湖山グループ 代表 湖山泰成