人間には2種類あります。
どちらが好きか選んで下さい。
・犬派か猫派
・ウイスキー、ビールかブランディ、ワイン
・紅茶にゆで卵かコーヒーにオムレツ
・ロマン主義ウィリアム・ターナー か 印象派クロード・モネ
・イギリスかフランス
・シャーロック・ホームズかアルセーヌ・ルパン
・血液型AかB
貴方はどちらでしょう？
ちなみに私の血液型は素直なAB 型です。
そう、私は紛れもなくコテコテのイギリス、ホームズのファンです。
子供の時からホームズファンで一時は日本シャーロック・ホームズ協会の会員でもありました。
ホームズ狂をシャーロッキアンとかホームジアンとも言います。
その後、ミステリー、SF、冒険小説と拡がっていきますが、原点はホームズです。
20年程前にホームズファンのイベントがあり、そこに展示しようと特別仕立ての服を銀座英國屋に注文しました。
本の挿絵にある当時のホームズとワトソンの服の再現です。
英國屋の社長も職人さんも張り切って、19世紀のスーツの本を取り寄せ、生地の裁縫も当時の手法の再現です。
時代考証をした工芸品です。
費用も、軽の車が買える位かかったと思います。
ホームズ狂の為せる技です。
ベルトではなく、サスペンダー。
スリーピースでポケットとボタンが沢山。
ジッパーを使わず、社会の窓もボタンなので、所用の時も慌てずに。
生地も厚く重々しく、暑い盛りは着れません。
胸のポケットの裏には、職人さんのネームが5人縫ってあります。
その時からでしょうか？
物を作り、事を為し遂げた時の同僚、戦友の名前を共に残すようになったのは。
湖山の新築施設には定礎として、開設スタッフの皆さんと設計士、工事関係者そして私の名前を列挙したパネルが飾られています。
現場で汗を流し苦労した人の名前を残したいと思うからです。
そのホームズの服を年に1回だけ着て皆さんの前に登場する日があります。
4月の総合入職式の舞台です。
残念ですが、今年はその機会がありませんでした。
来年その日まで、大事にクローゼットにしまっておきましょう。
今日はカンパーパンチの新シャーロック・ホームズを録画で観ます
あまり好みでありませんが