【銀座湖山日記/5月4日】新人さんいらっしゃい

【銀座湖山日記/5月4日】新人さんいらっしゃい

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今春の新人のみなさん、お元気ですか?
例年なら、4月に全員東京に集まりコンサートや合同入職式があります。
残念ですが、今年は、コロナの影響で施設単位でしか出来ません。
ホームページで皆さんを拝見します。
更に動画を送ってくれる法人もありました。
毅然とした意志声明は頼もしく立派です。
人の命を守る仕事はやりがいのある仕事ですが、責任も重い。人は自分の為だけでは頑張り続ける事は出来ません。
先輩の愛情の下、同僚との友情、後輩への責任感と3本の人間関係の構築が必要です。
皆さんの元気な活躍をホームページに掲載してください。
皆さんの施設日記を送って下さい。
志を同じくするもの同士の心の交流を拡げて下さい。
湖山の仲間とコミュニケーションが不充分で、患者利用者様とコミュニケーションが取れる筈がありません。
私は今は在宅でも、毎日湖山のホームページを見るのが楽しみです。
例年でしたら今頃は、銀行や証券会社の新人が銀座本部に飛び込みで営業に来ます。
私は会議中でも飛び出して受付に行って、名刺交換します。
上司の課長には、20枚名刺を貰えるまで帰ってくるな!と命じられて、営業に出されているのだと思うからです。
こうやって実践で鍛えるのが営業の基本なのですが、今年は誰も来ません。
私は結構楽しみにしていて、今年の銀座の新人はどうかなと考えたりします。
今の会社が嫌になったら何時でもいらっしゃいなどと冗談を言いながら手を振って満面の笑顔で見送ります。
もうひとつお話ししましょう。
私は路上で若いアルバイトが配っている選挙ビラは必ず受け取ります。
頑張って下さいね!と声をかけて。ライバル政党候補でも。
私自身、学生の頃、ボランティアで国政選挙の応援をした事があります。
先ずは街頭でビラ配りです。
抱え切れない位ビラを渡されて、配り終えるまで帰れません。
雨が降り出すと悲惨で誰も受けとってくれません。
受けとってくれる人は神様に見えました。
次第に2枚、3枚束で渡すようになります。
若い時の現場の苦労は宝です。
生涯忘れる事はありません。
人の苦労に共感できない人は、自分はずるく立ち回って苦労をした事のない人だと思います。
失敗を恐れないで下さい。
その為に先輩や私がいるのです。

若者の失敗は老人の成功より、何倍も輝いています。

湖山の未来は君達のものです。
御隠居になるとその事が良くわかります。

湖山グループ 代表 湖山泰成