【銀座湖山日記/4月22日】4・22 三位一体

【銀座湖山日記/4月22日】4・22 三位一体

湖山グループは、37年前に銀座の救急病院から創業して全国で医療介護施設。そして、高齢者住宅や指定管理いきいきプラザのような生活支援施設迄、高齢者の為の全ての施設体系を開設しました。学校であれば小中高の一貫教育です。教員にあたる介護福祉士を毎年400人育成しています。「湖山医療福祉グループ」と自称していますが、今は医療福祉の為の教育グループだと思っています。湖山の法人構成は、医療法人・社会福祉法人・株式会社ですが、全体の運営は学校法人に近い側面を持っています。法人施設体系が縦軸ならば、採用・教育は横軸です。横軸を大事に平等に構築してきた事が湖山の良いところでしょう。こやまケアも病院・老健・特養・グループホーム・デイサービス・老人ホーム全ての施設のスタッフが平等に研修会に参加して、誰もが対等に議論して来ました。ISOも同様で全ての法人施設が取り組んでいます。現在はこやまケア・ISO委員会として連携した運営をしています。近年チームケア学会も設立しました。約12000人すべての職員が学会員です。やがては、社会にアジアにと拡張できればと願っています。湖山がが目指すのは、高齢者、家族、職員の全てが幸せとなる三方良しの社会です。それを担う湖山は、医療・福祉・生活の三位一体でなければなりません。医療法人、社会福祉法人、株式会社は事業の目的も、病院施設の許可も、そして歴史文化も違います。でも私にとっては、中学校と高校の違いのようなもので、1人の同じ人間生徒の成長と人生に、継続して関わる事と捉えています。
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地域包括ケアと言うと、介護施設と医療機関との連携と捉える人もいますが、本来は1人の利用者が、多くの事業者を選択して利用できるシステムの事だと思います。誰にも、治療・介護・生活があります。勿論、私達湖山のスタッフにも同様な人生を送る権利があります。その為に経営者は戦い続けるのです。
お客様は神様ではありません。私達と対等な人間です。

湖山の誇りと幸せに
湖山グループ 代表 湖山泰成