銀座病院の頃から父は「正しい医療」するんだ。と、何時も言っていました。
私は、若いせいもあり、正直恥ずかしかったです。あまりにも立派すぎて。
正しい政治、正しい人生、正しい挨拶⋯⋯。漠然としすぎていて、もっと具体的に示すべきだとおもいました。
でも、今はこう、思います、父はこう考えていたのではないかと。
様々な治療方法、様々な技術、様々な体質、様々な病気がある中でどれを選ぶかは、その人が信念を持って、最善と信じて、責任を持って行うしかないのだ。
自分で正しいと考える道を行け。
聖道と名前をもらうだけあって、牧師か医者になるしかないと思いますが、40年も経って、愚息はやっと思案する次第です。
湖山グループ 代表 湖山泰成