当院での新人研修の取り組みが雑誌に掲載されました!
出版社からの熱烈なオファーに今年度は、新人教育チーム(リハビリ・看護・介護合同)でまとめました。
掲載雑誌は、日総研の「病院安全教育」
テーマは「気づきが断然違う!『スマホ動画』を撮り合って学ぶ安全教育」
看護・介護・リハビリ合同で、1か月かけてゆとりを持ったプログラムを企画します。何といっても、患者擬似体験を大切にします。「自分がされて嫌なことはしない」そんな職員像を目指しているからです。
「新人職員自らがいかに気づき、学べるか?」そのために大活躍したのが、「スマホ動画」です。
講師のデモンストレーションを撮影することで、再生して確認することができます。
講師(理学療法士)のトランスファーを撮影
撮影者は、別方向から撮影
そして、実演者、撮影者、評価者と役割分担して演習に臨みます。自分たちの演習している場面を動画で確認することにより、講師のデモとの違いやアドバイスの意味が一目瞭然に理解できるようになります。
撮影した動画を再生し、振り返り
講師のデモ(経管栄養)を撮影
なかには「うまくできるところは早送りし、苦手なところはスロー再生して技術を確認し、コツがつかめるようになった」「自宅のパソコンに転送し、大きい画面で映し出した。見たい場面を一時停止・コマ送りしながら確認し、改善につなげられた」と話してくれた新人職員もいました。
『自分の手技を、自分で見る』ことができ、グループで振り返ることで、気づきの感性が高まり、みんなで成長していけるのを実感しました!
新人看護職員が吸引している場面を実演者のスマホでメンバーが撮影
楽しんで身につく接遇をコンセプトに考えたのが、「グループ対抗まとめ髪コンテスト」
患者疑似体験にもなり、ケアを受ける気持ちや整容時のポイントが分かります。
そして、「医療者としてふさわしい髪形はどういうものか?」を自らが気づけるようになりました。
グループ対抗まとめ髪コンテスト
優秀賞決定の瞬間!
デザイナー役(男性)がモデル役(女性)の髪をまとめ上げる
平成26年11月5日 湖山リハビリテーション病院 新人教育担当 伊藤恵(看護師)