9月21日に開催されたマナーハウス絵はがきお披露目会の様子が、10月1日発行の相模経済新聞に記事掲載されました。ここに全文を記載いたします。
（記事全文）
独自の絵はがき作製
美術館併設の特養 マナーハウス
特別養護老人ホームとして国内初の施設内美術館を併設する「マナーハウス横山台」（相模原市中央区横山台）は、展示作品と施設内の写真10枚をセットにした「絵はがき」を作製。同施設の入所者などに贈った。
知人や親戚に、近況を伝えるのに役立ててもらう。こうした試みは、国内の特養ホームでは初めてとしている。
9月21日に同施設内で開かれた、絵はがきの「お披露目会」には約60人が参加した。
入所者の島田千代子さん（81）が、湖山医療福祉グループの湖山泰成代表らを前に、知人に宛てた絵はがきの文面を読み上げた。
湖山代表は「かつては特養に入ることが恥ずかしいと思われていた。そこで入所者が自慢できる施設をつくりたいと思い、夢がかなった。絵はがきを友人や親戚に送って、ぜひホームに招待してほしい」と話した。
また「（同施設を）国内初の美術館併設の特養ホームのモデルケースとして、全国にも展開していきたい」とも語った。
なお、同施設は今年4月にオープンした。
介護事業大手、湖山医療福祉グループの社会福祉法人「草加福祉会」（埼玉県草加市）が運営。グループの相模原市内初の施設となる。
特養ホーム120床、ショートステイ20床、40人利用のデイサービスなどを提供している。
施設内に、英国在住の版画作家、志村博さん（64）のシルクスクリーン作品82点を展示。近隣住民にも公開している。
同施設の野田達夫施設長は「美術館や絵はがきが、多くの人がホームに来るきっかけになれば。近隣の方はぜひ気軽に遊びに来て欲しい」と話していた。
問い合わせは、マナーハウス横山台042(759)5122まで。
【本橋 幸弦】
【お問合せ】
住所：神奈川県相模原市中央区横山台１－２８－３
ＴＥＬ：０４２－７５９－５１２２
ＦＡＸ：０４２－７５９－５１２３
2013年10月1日（火）特別養護老人ホーム「マナーハウス横山台」
塚平一成（つかだいら かずなり）