9月21日に開催されたマナーハウス絵はがきお披露目会の様子が、22日発行の毎日新聞に記事掲載されました。ここに全文を記載いたします。
(記事全文)
独自絵はがきお披露目 ~美術館のある特養ホーム~
展示作5点と施設内写真の10枚
国内の特別養護老人ホームで初の施設内美術館を設けた「マナーハウス横山台」(相模原市中央区横山台、120床)は、展示作品5点と施設内部の写真などの絵はがきセット(10枚)を作製し入所者に贈った。21日、ホームで絵はがきのお披露目会が行われた。特養ホームでのこうした試みは初めてという。
ホームは4月にオープン。1~5階のロビーなどに、版画・映像作家、志村博さん(64)=英国在住=の手による英国の森や田園風景、海などのシルクスクリーン作品82点を展示している。地域住民にも公開されている。
お披露目会には入所者や地元住民ら約60人が出席。絵はがきに知人宛ての近況報告をつづった入所者の島田千代子さん(81)が、ホームを運営する草加福祉会(埼玉県草加市)の湖山(こやま)泰成理事長と志村さんの前で文面を読み上げた。
湖山理事長は「富士山のふもとに特養を開設した14年前は、特養入所が恥ずかしいと思った時代。入所者が自慢できる施設、入所者が喜べるマイホームをつくるのが夢だった。美術館のある施設ができ、独自の絵はがきもできて、夢がかなった。入所者の皆さんが絵はがきに施設のことを書いてもらえれば、友達や家族はきっと良かったと思ってくれる」とあいさつした。
絵はがきを監修した志村さんは「10枚にはストーリー性がある。日本一の絵はがきが作れた」と話した。
問い合わせはマナーハウス横山台(042・759・5122)
【高橋和夫】
【お問合せ】
住所:神奈川県相模原市中央区横山台1-28-3
TEL:042-759-5122
FAX:042-759-5123
2013年9月23日(月)特別養護老人ホーム「マナーハウス横山台」