ひまわりで、この新聞たたみがなぜ始まったのか…。
それは1人のお客様の「色々させてもらっているけど、もっと何かしたい。誰かの役に立てないかしら。」の一言の言葉からです。
職員間で何かご希望に添える事がないか探していたところ、割野の花農家の方より、花の出荷の際に新聞を使用されるとのお話しを伺いました。
また、谷内の百合農家の柳原邦保様の所でも、百合の出荷で新聞を使用されるとの事。
2件の農家さんに、量は少ないが新聞をたたみ、お届けしたい事を伝えると、快く応じて下さいました。
冬の間、施設の新聞と職員が家より持ってきた新聞を、お客様にたたんで頂きました。
初めは取り組むきっかけとなった方だけでしたが、作業を始めると他のお客様も参加され、1週間分の新聞は10分もかからない間に終わってしまいました。皆さん新聞たたみに積極的に参加して下さいます。
お客様も職員もたたんだ新聞がどのように使用されるかは分かりません。お届けして初めてどのように使われるのかを知ります。お客様も職員も楽しみにしています。出荷される間、量は少ないかと思いますが、やりがいを感じているお客様がいらっしゃるので、出来上がった物をお届けしていきたいと思います。
地域密着の施設として、このような関わりが持てた事は、とてもありがたいですし、今後も末永く続く事を願っています。
(平成25年7月22日 グループホームひまわり 高波直樹)