【銀座湖山日記/9月6日】業務委託と直営

【銀座湖山日記/9月6日】業務委託と直営

湖山Gは、原則として、職員は常勤正職員である。
学生には、育英資金付のパート職を薦めているが、これは、育英教育事業と認識している。
給食事業も、東京の一部以外は、全て直営。
14000人の職員の内、栄養師、管理栄養士、調理師が、1300人いるのも、そのせいだ。
食事サービスの全体の質を上げている。
清掃も、ワックスがけ以外は、職員でおこなっている。
これは、感染症対策の為でもある。
通常の清掃業者では、ただの掃除であって、施設消毒までは行えない。
夜間の守衛も、委託では、夜間の緊急連絡が心もとない。
ニュースによると、また、保育園バスでの、子供放置の事故があった。
3歳の園児が、夏のバスの中で命を失った。
世間では、信じられない不祥事が、続く。
これも、運転手を外注にして、管理責任、教育がなおざりにされたのではないかと憂慮する。
これは、そういう外注に任せる幹部職員の無責任のなせる技だと思う。
職員であろうと、外注業者であろうが、管理教育する義務と責任がある。
元々、業者外注に頼る幹部職員は、教育と管理の手間ひまを逃げているのだ。
責任と愛情の薄い幹部のなせる技。
湖山の理想理念とは程遠い。
だからこそ、日々、業務を施設で共同して行う業者さんを大事にする。
湖山の命の仕事は、業者がしているのだはないのだ。
湖山の職員と同様の、人間がしているのだ。
1人1人の個人が、人の命を担っているのだ。
教育指導の責任から逃れない為に、正職員にしているのだ。
経営責任から逃れない為に、自ら理事長になり、全ての借金の個人保証もしている。
全て、経営責任を明確にする為だ。
愛情を注いて、職員を教育して一人前の医療福祉人に育てる。
事故が起こらないように、責任を持って直接管理経営業務を担う。
愛情と責任感の薄い幹部が、業務委託を望む。
そのような人は、人の命を守る湖山の仕事の幹部には、向かない。
その経営姿勢は、救急病院の院長だった父の背中から教わった。
今月の13日は、父の4回忌になる。
未だに、父の仕事に励む後姿を思い出す。
言葉の多い人ではなかったが、診療に於いては自ら行動の人だった。
責任ある仕事をするプロフェッショナルの生活を支えるのが、湖山の経営。
職員の社会保障を充実させたい。
素敵な寮を増やす事もその一環。
職員の子供の為の保育園も、そばにあって欲しい。
己の若い時の後悔は、より若い人への関心につながる。
今年から老朽化した保育園整備の為の寄付を始めた。
まだまだ、利益が必要だ。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

パルスオキシメーター 97・97・98
血糖 202 体温 36.1度

コンプライアンス大王 代表 湖山 泰成

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