皆さん、こんにちは。
グループホームアルコート並木では「5S運動」という活動を行っています。
「5S活動」とは、整理(Seiri)整頓(Seiton)清掃(Seisou)清潔(Seiketsu)しつけ(Shitsuke)を意味しています。製造業や生産現場でよく使われている言葉で、ローマ字表記の頭文字を取って、5S活動と呼ばれています。
日常的に使われている5つの言葉ですが、改めて意味を確認してみましょう。
・整理(Seiri):不要なものを捨てる、片づけること
・整頓(Seiton):決められた場所へ決められたものを配置すること
・清掃(Seisou):常に掃除をすること
・清潔(Seiketsu):整理・整頓・清掃を維持すること
・しつけ(Shitsuke):決められたルールを守る習慣を身につけること
〈資料:構造計画研究所 製造業向けホワイトボード型・生産システムADAP サプライチェーンASP・生産スケジューラより〉
定期的に行うのではなく、毎日これらを行うことが大切となります。介護現場では、整理がおろそかで不要なものが散乱した状態・環境では支援や介助に遅れが出たり、お客様の介助やケアに支障が出て、怪我のリスク、提供のミスに繋がります。整理・整頓の維持が出来ている状態であれば、物の配置場所が分かりやすく、スムーズな介助ができ、的確に行動に対して素早く、安全に行うことが可能であると考えられます。
グループホームアルコート並木では、5S活動の意味も含め、毎日の掃除の他、毎月の重点掃除目標を立て、活動に取り組んでいます。
7月は湿度や気温が高く、食中毒が流行する季節のため台所や調理器具、机等の清掃、消毒を目標とし取り組みました。食事前後にピューラックスでのテーブル拭きやお客様には、手指の消毒の声かけと協力をお願いし、実施しています。この他にも、日々の業務の中で掃除等がおろそかになっているところ、見落としてしまったりするところを職員から意見を頂き、目標として行ったりもします。
職員やお客様の変化もある介護の現場で、改めて5つの言葉(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を今後も意識して業務に取り組み、お客様が安全で快適に過ごせる環境作りを活動を通して行っていきたいと思います。
ぜひ皆様も日常に取り入れ、安心、安全な環境を作りましょう!
令和4年 8月 2日 医療法人社団 平成会
グループホームアルコート並木 渡辺